1952-03-13 第13回国会 参議院 議院運営委員会 第26号
これはまあ国会法三十九條の問題などと絡んで多少議論の問題があると思うのですが、そこで目的がビルマに食糧懇請使節といいますか、何か謝礼使節といいますか、それが目的のように思われます。そこでそれが目的であつて、手段が安本の顧問にしたいという手段、であたかも手段のほうが多くとられて目的が軽く扱われておるということは私は本末転倒だと思う。
これはまあ国会法三十九條の問題などと絡んで多少議論の問題があると思うのですが、そこで目的がビルマに食糧懇請使節といいますか、何か謝礼使節といいますか、それが目的のように思われます。そこでそれが目的であつて、手段が安本の顧問にしたいという手段、であたかも手段のほうが多くとられて目的が軽く扱われておるということは私は本末転倒だと思う。
現下の食糧事情がきわめて重大であり、かつこの食糧問題の解決のためには、輸入食糧懇請のためより、日本の國内における供出制度に対して多大なる関心を拂わなければならないことは、私が申し上げるまでもないのであります。この臨時農業生産調整法は、まずこの点におきまして、供出制度に関する一つの改革を断行せんとするものであります。
○政府委員(葛西嘉資君) 飲食店を閉鎖して置くか、或いは復活するかという問題は、実は食糧問題なり或いは又いろいろな食糧懇請というふうな問題なり、いろいろな問題に関連して來ておるわけでございまして、今十二月までは一應休業するという政府の方針でございますが、それ以後どうなるかというようなことは、或いは諦めさす意味でも、続くものならば將來続くと教えてやる方が、その人たちには深切なやり方だと思います。